Q. 夜、エアコンをつけて寝ると咳が出やすくなります。どうしてですか?(寝苦しい夜に悪化する咳。冷房の風と咳の意外な関係)
A. 冷房の風や乾燥が気道を刺激し、アレルギー反応を誘発しているかもしれません。
真夏の夜は冷房なしでは眠れませんが、寝ている間にエアコンの冷風を直接浴びてしまうことで、気道が刺激され咳が悪化するケースがあります。
また、冷房により部屋の空気が乾燥し、のどや気道の粘膜が弱まり、アレルゲンへの感受性が高まることも少なくありません。
特に、寝室のカビ・ハウスダスト・ダニなどが、冷風によって舞い上がり、それを吸い込んでしまうことで、咳や喉の違和感が慢性的に続く場合があります。
このような咳は、一般的な風邪とは異なり、アレルギー性の咳である可能性が高いため注意が必要です。
夜間や明け方に咳が続く、またはエアコンの使用後に喉のイガイガが気になる方は、アレルギー反応の有無を確認することで適切な対策につながります。
当院では、冷房環境によるアレルギーや咳の悪化に対する検査・治療を行っています。
「ただの夏風邪だと思っていたら、実はアレルギーだった」という方も多いです。お困りの際は、お早めにご相談ください。